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前震からみる地震

こんにちは、サニーリスクマネジメントです。

今年に入ってから、全国各地で比較的大きな地震が観測されています。大きな揺れや規模の大きい地震があると、その後に再び大きな地震が来るのではないか、と不安を感じることもあるかもしれません。

今回は、「前震」をキーワードに、地震について見てみましょう。


前震の定義


地震調査研究推進本部によれば、前震は『本震が発生するより前に、本震の震源域となる領域で地震が発生すること』と説明されています。また、前震の性質や特徴として次のようなものが挙げられます。


・前震は、規模が小さく数も少ない場合が多い

(・多数発生して被害を及ぼすこともある)

・前震は、本震の直前から数日前に発生することが多い

(・本震の1ヶ月以上前から発生することもある)

・前震は本震の前兆現象の一つだが、本震発生前に当該地震が前震であるかどうかを判断することは難しい


さらに、本震と余震のみの地震は本震ー余震型、前震を伴う場合は前震ー本震ー余震型と呼ぶことも定義されています。


前震ー本震ー余震型の地震


地震活動が前に挙げたどの地震のパターンなのかは、当該地震活動が終わってはじめて判別することができます。気象庁は、『最初の大地震と同等もしくはそれ以上の規模の地震が発生する可能性もあることにも注意が必要』としています。つまり、大地震が発生したらそれは本震かもしれないし、当該地震は前震で、今後さらに大きな地震(本震)が発生するかもしれないので、とにかく次の地震への警戒や備えが必要であるということです。


全国的に「前震」という言葉が広く使われ認識されるようになったのは、2016年の「平成28年熊本地震」であると考えられます。


平成28年熊本地震では、2016年4月14日にM6.5の地震が発生し、熊本県益城町で震度7を観測しました。その2日後の16日にはM7.3の地震が発生し、同県益城町と西原村で震度7を観測しています。この2つの地震は同じ震源域で発生したものであり、震度7の地震が同じ震源域で連続して発生したのは、震度階級に「震度7」が設定された1949年以降初のことでした。


また、2011年の東日本大震災を引き起こした東北太平洋沖地震に関しても、気象庁の報告により、2011年3月9日に三陸沖で発生したM7.3の地震や3月10日に同地域で発生したM6.8の地震が前震であった可能性が示唆されています。


後に本震が発生しても備えられる準備を


先述したように、その時発生した地震が前震であるかどうかは一連の地震活動が終了したり落ち着いたりしなければ明らかにはなりません。


東北太平洋沖地震や熊本地震のように、大きな前震が観測された数日後に本震が発生する場合もあれば、能登半島地震のように群発地震の中で大きな地震(本震)が発生する場合もあります。


2024年3月下旬においては、千葉県・茨城県などを中心に比較的大きな地震が頻発しています。また、それだけでなく、全国各地で局地的に繰り返し地震が観測されている場所もあるため、どの地域で過ごしていても、地震発生時に身を隠す場所の確保や家具等の転倒の防止、在宅避難時や避難所生活で使用する日用品や食料の確保など、様々な取り組みを行うことと、日頃から避難先を把握したり、地震発生時に身を守る体勢の取り方や避難所への行き方などの訓練を行ったりすることによって、物理的・心理的な備えをしておくことが重要です。


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